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マスヒッチの結び方!自在結びより簡単に長さ調整できるロープワーク

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キャンプでロープの長さ調整といえば、自在結びが定番ですよね。

実際に自在結びを使っている方も多いと思います。

ただ、自在結びは結ぶときも解くときもループにロープを通す作業が多くて、特にロープの余りが長いと結ぶのがちょっと面倒だったりしませんか?

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長さ調整も結び目を1つずつずらす必要があって、地味に手間がかかりますよね

そんな悩みを解決してくれるのが「マスヒッチ」というロープワークです!

マスヒッチは輪っかにロープを通すような作業が1回だけなので、自在結びより簡単に結べます。

長さ調整も結び目1つをスライドするだけで済むので、設営後の調整もスムーズ。

さらに、自在結びだと構造的に最短でもロープの長さの半分までしか縮められませんが、マスヒッチならほぼくっつくような距離まで近づけることもできます。

この記事では、マスヒッチの特徴やメリット・注意点から結び方まで詳しく解説していきます!

マスヒッチとは

マスヒッチがそもそもどんな結び方なのか、自在結びとどう違うのかについて解説します。

マスヒッチの特徴と用途

マスヒッチは、ロープの長さを簡単に調整できる結び方です。

フリクションヒッチ(摩擦結び)の一種で、ロープ同士の摩擦によって固定される仕組みになっています。

フリクションヒッチの仲間として「ファリモンド・フリクションヒッチ」も覚えておくと便利です!

こちらはやや慣れが必要ですが、引き解け式になっていて、比較的シーンを問わず使えるのが特徴です。

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マスヒッチはテントやタープのガイロープの固定など、ロープをピンと張りたいとき便利なロープワークで、結んだ後も簡単に長さを調整できるので、ロープのテンションを微調整しやすいのが特徴です。

ロープの先端を引き抜くだけで解けるので、撤収もスムーズになります。

自在結びとの違い

自在結びは結ぶのも解くのも手順が多いのが難点です。

輪っかにロープを何度も通す必要があるため、慣れていても少し時間がかかります。

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特にロープの余りが長い時は結構大変ですよね

一方、マスヒッチは結ぶ手順がシンプルで慣れれば数秒で結べます

長さ調整も、自在結びは複数の結び目をスライドさせる必要がありますが、マスヒッチは結び目1つをスライドするだけなので、スムーズに調整できます。

マスヒッチのメリット

マスヒッチは結ぶのも解くのも簡単で長さ調整もスムーズなのに加えて、自在結びより調整幅が広いのがメリットです。

結ぶのも解くのも簡単

結ぶのも解くのも簡単なシンプルな結び目

マスヒッチの最大の魅力は、手順が少なくシンプルなことです!

自在結びより手順が少ない分素早く結べて、設営・撤収が時短できます。

ヒロ
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自在結びと比べて10秒ぐらい時短できるのでロープが多い場合はバカにならない差になります

解くときはロープの先端を引き抜くだけなので、寒い朝に手袋をしたままでも手間取りません!

長さの調整が簡単

結び目1つをスライドするだけで簡単に長さ調節できる

マスヒッチは結び目を一つスライドするだけで長さ調整ができます。

自在結びの場合は複数の結び目をスライドさせる必要がありますが、マスヒッチは結び目を1つスライドするだけで済みます。

設営中の微調整や設営後のテンションの張り直しもスマートにできます。

自在結びより調整幅が広い

長さをギリギリまで縮められる

自在結びは構造上、ロープを全体の半分くらいまでしか縮められません。

一方、マスヒッチは縮めた分がそのままロープの余りになるので、ループを限界まで縮めることができます。

固定物に密着するように結び目を作れば、固定物と対象物が接地するくらいまで近づけることも可能です。

軍幕のようにハトメしかない幕は、直接ペグダウンするとピンと張りにくい上、破損リスクもあり、ループをつけると今度は地面との隙間ができやすいと思います。

そのようなケースではループを限界まで縮められるマスヒッチが役に立ちます。

マスヒッチの注意点

非常に強い力を加えると、結び目がねじれて崩れてしまうことがあるのが注意点としてあります。

ただ、結び目が崩れたとしても結び目がずれてしまうことはなかったので、そこまで心配はいらないと思います。

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風速20m近い暴風雨のなか、軍幕のペグダウン用のループとして使ったことがありますが、結び目がほどけることはありませんでした。

マスヒッチの結び方

ここからはマスヒッチの結び方を解説していきます。

以降の説明では、「先端側」「固定側」という言葉が出てきますが、定義としては以下の通りとします。

言葉の定義

  • 先端側:ロープの先端
  • 固定側:ハトメなどに固定されている方

手順1:対象物にロープを回しかける

引っ掛ける対象物にロープを左から右に回しかける

まず、ロープの片方を固定物に結び、ペグや木などのロープをかけたい対象物にロープを回しかけます。

ヒロ
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どちらから回しかけてもいいですが、今回は左から右に回しかけたパターンで解説します。

手順2:固定側のロープに2重の輪っかを作る

ここがマスヒッチのポイントになります。

固定側のロープの上から左手の人差し指と中指をかけて、両端のロープを巻き込むように上に向かってぐるっと回します。

固定側のロープに上から指をかける
両端のロープを巻き込みながら手の甲の方に向かって裏返す
ヒロ
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ここも上に回しても下に回してもどちらでも大丈夫です

すると、人差し指と中指にループが2つできた状態になります。

中指側のループを人差し指側に向かい合わせるように重ねる


この状態で、中指側のループを人差し指側に向かい合わせるように重ねて、その穴に先端側のロープを通します。

手順3:結び目を締め上げて完成

固定側と先端側を左右に引っ張って締め上げる

固定側、先端側をそれぞれ両手に持ち、横に引っ張ると結び目が締まります。

マスヒッチの結び目の表側
結び目の表
マスヒッチの結び目の裏側
結び目の裏

これでマスヒッチの完成です。

結び目が緩んでいると、ロープがねじれて結び目が崩れてしまいやすくなってしまうので、きちんと締め上げてください!

マスヒッチの長さ調整方法

マスヒッチの長さ調整はとても簡単です。

結び目を片手で押さえて、先端側のロープを動かすだけ。

長さの調整方法

ロープを固定物側に引っ張れば短くなり、ペグ側に引っ張れば長くなります。

自在結びのように複数の結び目を調整する必要がないので、サッと調整できて便利です。

まとめ:自在結びより簡単に長さ調整できるロープワーク!

マスヒッチは自在結びより簡単にロープの長さ調整ができるロープワークです。

手順がシンプルで設営・撤収が楽な結び方ですが、テンションがかかりすぎると結び目がねじれて崩れてしまうこともあるので、その点だけ注意してください。

自在結びが面倒に感じてきている方は、ぜひ一度マスヒッチを試してみてください。

ヒロ
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ロープワークのレパートリーの一つとして、覚えておくときっと役立ちますよ!

この記事は、「マスさん🇬🇧英国キャンプ」さんというYouTubeチャンネルで紹介されていたものを参考に執筆しました。

動画でも結び方を詳しく解説されているので、ぜひご覧ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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