YouTuberが紹介しているようなバックパックは高すぎて手が出ない…
でも安物を買って失敗はしたくない…
キャンプの必需品といってもいいバックパックですが、選ぶのは結構難しいですよね。
商品ページを見ても写真が少なくていまいちピンとこないし、Amazonレビューなどもどこまで信用できるかわからない、という感じでなかなか購入に踏み切れないことがぼくにはよくあります。
今回は失敗覚悟で購入してみたMardingtop(マーディングトップ)の60Lバックパックをご紹介していきます!
60Lのレビューはどこを探してもあまりなかったので、Mardingtop(マーディングトップ)というブランドの紹介から、基本スペック、各収納のサイズ感や使い勝手、背負心地まで詳しく解説しています。
この記事一本で購入するかどうか判断できるくらいの内容にしましたので、 是非最後まで読んで参考にしていただければ幸いです!
Mardingtop(マーディングトップ)ってどんなブランド?
Mardingtop(マーディングトップ)は1986年に設立され、ミリタリースタイルのバックパックを専門とするアウトドアブランドです。
タクティカルバックパック、ミリタリーバックパック、登山用バックパック、キャンプ用バックパック、フィッシングバッグ、メッセンジャーバッグ、サイクリングバッグなど、さまざまなタイプの優れたバックパックを設計および製造してきました。
私たちは、アウトドア旅行愛好家のために、よりプロフェッショナルな製品を提供することをお約束します。
Amazon商品ページ
Mardingtop(マーディングトップ)は様々なバックパックを製造している中国のブランドで、コスパの良い商品が多いです。
1986年設立で40年近く続く老舗ブランドなのでそれなりに信頼のおけるブランドです。
イメージ的にはソロキャンプ芸人として人気のヒロシさんが使用していて一躍有名になったサイバトロンと似た価格帯のブランドです。
サイバトロンはカラー展開が基本的にカーキとブラックしかないですが、Mardingtop(マーディングトップ)はその2色に加えアーミーグリーン色も出しています!
軍幕を使う方など無骨なキャンプをするにはピッタリのカラーかなと思うので是非チェックしてみてください!
Mardingtop(マーディングトップ)60L バックパックの基本情報
価格 | 9500円前後 |
サイズ | 高さ76×幅33×奥行24cm |
容量 | 60L |
素材 | 耐水性600Dポリエステル |
重量 | 約2.0kg |
カラー | アーミーグリーン/カーキ/ブラック |
付属品 | レインカバー |
Mardingtop(マーディングトップ)60L バックパックのサイズ感
60Lという容量は大きすぎず小さすぎずといった感じでちょうどよいサイズ感です!
テントやクーラーボックスなどを手持ちするのであれば、そこそこコンパクトなギアが揃っていれば無理なくパッキングできると思います。
55Lのタイプが売り切れ状態だったので試しに買ってみましたが、程よく余裕もあって満足してます!
Mardingtop(マーディングトップ)60L バックパックの収納性
このバックパックの収納は6種類合計8箇所に加えモールシステムが採用されています。
- メイン収納(上)
- メイン収納(下)
- トップジップポケット
- フロントジップポケット
- サイドポケット
- サイドジップポケット
各収納について詳しく見ていきましょう!
メイン収納(上)
まずはメイン収納からですが、ここはファスナー付きのパーティションで上下に区切られています。
必要に応じてファスナーを開ければ1気室にすることもできるが便利ですね!
ファスナーは安心と信頼のYKKで、開閉する際は下からアクセスする形になっています。
上下に区切った状態の深さは40cm程度あり、これでも十分な容量があります。
背面側には大きめのポケットが2つあり両方ともバックパックの底面まで繋がっています。
1つはやや浅めでゴム紐で閉じる形のポケットなので程度厚みのあるものも入ります!
もう一方はジップポケットになっていて中には背面フレームが入っているので収納という感じではないですが、ちょっとした薄いものは入れられそうです。
このポケットですが背面フレームは取り出すことができて、代わりにエバニューのFPマット125を入れてみたらシンデレラフィットしたので軽量化したい方はおすすめです!
また、開口部は二重のドローコードでしっかりと閉めることができます。
一応ハイドレーション用のフックとチューブを出すための穴は付いています。
メイン収納(下)
前述のパーティションを挟んで下の収納です。
深さは20cm程度で内ポケットはありませんが、冬用シュラフがすっぽり収まるくらいのサイズ感です!(画像はNANGAオーロラライト750DX)
トップジップポケット
元々はレインカバーが入っているポケットですが、不要であればここも収納として使用できます!
深さは5cm程度ですが意外と容量があります。
ちなみにレインカバーを装着するとこんな感じです。
フロントジップポケット
内ポケットはありませんが容量はあるので、着いたらすぐ使うようなグランドシートなどを入れるのがおすすめです!
スタッフサックなどで整理しないと小物ごちゃつきそうです。
サイドポケット
2Lペットボトルがすっぽり収まるくらいの容量があります!
また、ポケット上部には2つのベルトがあるので、ポールなどの長物を差すのに便利です。
取り付ける物によっては後述のサイドジップポケットと干渉してしまうので注意!
サイドジップポケット
サイドポケットの上部にあるジップポケットで、深さは30cm程度あるので意外と物は入ります!
小物類をそのまま入れるとしたらここが候補になると思います。
外付け
モールシステムが採用されていて、トップ・フロント部分にモールが取り付けられています!
結構面積があるので荷物が多くて収まらない!というときもとりあえず外付けしておけばなんとかなりそうです。
モール以外にも
- 雨蓋の間に挟むことができる
- メイン収納(下)の前に長めのベルトがある
- ベルトが両サイドに2本ずつついている
ので、外付け性能は高めだと思います!
ぼくはナイフやグローブ、火ばさみ、ランタンを外付けすることが多いです!
Mardingtop(マーディングトップ)60L バックパックの背負心地
ミリタリー系のバックパックはサイバトロンの3Pタクティカルを使用したことがありますが、パッキングして背負ってみた感じ圧倒的に楽に感じました!
バックパックの形状が縦長で重心が体に近くなりやすいのが大きいのかなと思います。
また、簡易的ではありますがフレームも入っているので程よく荷重を分散してくれているのでしょうか。
ベルト類はチェストベルト、ウエストベルト、ショルダーストラップがついていて、しっかり閉めるとかなりフィット感があります!
チェストベルトは上下にも調節できます!
ウエストベルトも登山用のものに比べれば当然貧弱ですが、少し歩く程度であれば十分だと思います。
サイバトロンの3Pタクティカルよりはしっかりしている印象です!
Mardingtop(マーディングトップ)60L バックパックの注意点
個人的にはコスパを考えれば大満足のバックパックですが、注意点はいくつかあります。
小物収納は難しい
収納性のところでも度々触れていましたが、小物を整理できるような小さいポケットはありません。
そのため、ちゃんと整理したい方は別途小さいスタッフサックなどを用意する必要があります!
見た目を気にしないのであればセリアのスタッフサックが軽くて使い勝手がいいのでおすすめです!
長距離移動には不向き
フレームやベルト類は最低限といった印象なので、徒歩キャンプなど長距離を歩く場合は登山用のもっと良いものを買ったほうが良いかなと感じました。
とはいえ、駐車場から少し離れたサイトまで移動する程度であれば十分背負いやすいので、用途次第といった感じです。
まとめ:収納力もあるコスパ最強の無骨なミリタリーバックパック!
今回はMardingtop(マーディングトップ)の60Lバックパックのご紹介でした!
小物収納が無いことやフレームやベルト類が頼りない点はありますが、1万円以下で買えるバックパックとしてはかなりコスパが良く、無骨なバックパックなのでおすすめしたい商品です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
皆様のバックパック選びの参考になれば幸いです。
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