キャンプってなんだかんだ忙しいですよね。
あれやこれややっているうちに気づけば夕方で、「そろそろご飯作るか〜」と思った頃に洗米や浸水を忘れていたことに気づく…なんて経験ないでしょうか?

ぼくはしょっちゅうあります笑
キャンプでご飯を炊くとなると、洗米、浸水、炊飯、蒸らしの一連の工程をきちんとやると最低でも1時間くらいはかかってしまうので、ご飯の時間を遅らせるか、浸水や蒸らしをショートカットするか、苦渋の選択です。
そこでご紹介したいのが「孤高のキャンプ飯」という炊くタイプのアルファ米です。

普通のお米ではないですが普通においしくて、洗米や浸水も不要なので最短20分で蒸らしまで完了できます!






お湯を注ぐタイプと違って、炊く工程があるので普通のご飯により近いです。
この記事では、孤高のキャンプ飯の特徴や炊き方、実際に8袋1セットをキャンプで使用して感じたことなど詳しく解説します。
炊飯を面倒に感じていたり、浸水忘れを良くする方にはおすすめなので、気になったらぜひ試してみて下さい!
孤高のキャンプ飯の基本情報

商品名 | 孤高のキャンプ飯 |
メーカー | アルファー食品 |
内容量 | 0.5合(70g)× 8袋 |
原材料 | うるち米(国産) |
孤高のキャンプ飯の5つの特徴
孤高のキャンプ飯の特徴は次の5つです!
- スタッキングしやすいコンパクトでしなやかなパッケージ
- 洗米・浸水などの面倒な下ごしらえが不要で時短できる
- アルファ化加工により簡単に失敗せずご飯が炊ける
- ソロや酒飲みには嬉しい0.5合の個包装
- 燃料を忘れてしまっても水で炊ける
それぞれ詳しく解説します。
スタッキングしやすいコンパクトでしなやかなパッケージ


Sサイズのメスティンに5食分、標準サイズのシェラカップに2食分入るコンパクトさです。
ぼくは戦闘飯盒弐型にスタッキングしていますが、調味料(50mlの調味料ケース4本くらい)・カトラリー(箸・スプーン)・調理用小型ナイフなどと一緒に2食分入りました。
アルファ米というとお湯を注いで作るタイプのものが一般的ですが、それらより少量に小分けされていて袋の質感もしなやかなので、隙間に差し込むようなスタッキングがしやすいです。
洗米・浸水などの面倒な下ごしらえが不要で時短できる


お米を炊くのに欠かせない洗米や浸水が不要なので、水を入れて炊くだけ簡単にご飯ができます。
炊事場までお米を研ぎに行かなくて良いし、ご飯を作ろうと思ったときにお米の浸水を忘れていたというミスも起こりません。
炊く時間も5〜10分と短く、蒸らしの15分と合わせても20分ちょっとで炊けるので、時間も節約できてくつろげる時間をより増やせます。
アルファ化加工により簡単に失敗せずご飯が炊ける


簡単に言えば、アルファ化加工は一度炊いたご飯を熱風で急速乾燥する加工のことで、この加工を施した米を「アルファ米」と呼びます。
一度炊いてから乾燥しているので、実際は炊くというよりはお湯で戻すイメージです。
そのため、普通にご飯を炊くよりも簡単で失敗しにくい特徴があります。
取り回しの良い0.5合の個包装


個包装されているお米は1合のものが多いですが、孤高のキャンプ飯は0.5合と少なめになっています。
料理を色々作りたいときやお酒を嗜みたいときには、多すぎず少なすぎずちょうどいい量です。
普段は1つだけ、たくさん食べたいときは複数持って行くなど選択ができて、取り回しの良さも良いところです。
燃料がなくても水さえあれば食べれる


うっかりガスやアルコールなどの燃料類を忘れてしまったけど、雨が降っていて焚き火が難しいような状況でも水さえあれば食べれます。
完成まで90分とそれなりに時間はかかりますが、ストックしておけばキャンプ以外にも災害時など役立つ日が来るかもしれません。

孤高のキャンプ飯の簡単炊き方3ステップ


実際の炊き方もとても簡単で、3ステップで完成しちゃいます!
【ステップ1】クッカーに水とお米を入れる


フタができるクッカーに水130mlと孤高のキャンプ飯を1袋入れて、軽く混ぜます。
普通のお米と違って水を入れた直後はクッカーに張り付くので、忘れずに混ぜましょう。
【ステップ2】フタをして弱火で加熱する


フタをして弱火で5〜10分程度加熱します。
5分くらい経ったらときどき音を聞いて「パチパチ」と聞こえてきたら火から上げます。


【ステップ3】蒸らして軽く混ぜたら完成!


15分程度蒸らしたら完成です!
芯が残っている場合は蒸らし時間を追加して調整します。






火力が強いと芯が残りがちなので、気持ち弱めで炊くのがおすすめです。

実際にキャンプで8袋1セット炊いてみた感想
キャンプ前の詰め替え作業が無くなって楽
キャンプではビールやハイボールをたくさん飲むんですが、おつまみやお惣菜を増やすのは割高に感じるのでご飯である程度お腹を満たすようにしています。
でも1合はお腹いっぱいになっててしまうので、毎回家で0.5合分計って小分けにして持って行っていました。
面倒だと思いながらも節約のために我慢してましたが、小分けにする作業をしなくて良いのが思ってたより快適でした。
料理の手間が省けて気持ちにゆとりができて良い
1拍2日のキャンプだと特にそうですが、設営して一息ついたらもうご飯の時間みたいなことって割とあると思います。
炊飯のような事前準備が必要なものは頭の片隅においておかないと、うっかり忘れてしまったということもよく起こります。
一つ一つは些細なことですが、あれやらなきゃという思考が減ると気持ちにゆとりができるので、洗米・浸水というタスクを無くせるのはメリットです。
価格はちょっと高め
手軽さの反面、価格は普通のお米の4倍近くになってしまいます。
同じアルファ米の製品で比べると同じかやや安いくらいですが、割高と言わざるを得ない価格帯です。
項目 | 孤高のキャンプ飯 | 一般的なアルファ米 | 普通のお米 |
---|---|---|---|
内容量 | 70g | 100g | 5kg(5000g) |
通常価格(税込) | 216円 | 330円 ※1 | 4,320円 ※2 |
グラム単価(税込) | 3.09円 | 3.30円 | 0.86円 |
※1 アルファ食品、尾西食品、アイリスフーズの平均値
※2 2025/08/24時点での平均相場
加工に手間がかかっているとはいえ、正直ちょっと躊躇してしまう価格ですよね。
とはいえ1食あたり200円程度なので、手間や時間が省けることに大きいメリットを感じられるならおすすめではあります。






キャンプくらい贅沢しても良いですよね…!

まとめ:キャンプで簡単炊飯!準備も楽になるソロにおすすめの0.5合の個包装米
「孤高のキャンプ飯」には次の5つの魅力があります。
- スタッキングしやすいコンパクトでしなやかなパッケージ
- 洗米・浸水などの面倒な下ごしらえが不要で時短できる
- アルファ化加工により簡単に失敗せずご飯が炊ける
- 燃料を忘れてしまっても水で炊ける
- ソロや酒飲みには嬉しい0.5合の個包装
準備の手間も省けてキャンプでゆっくりできる時間も多くなるし、既に一度炊かれているので簡単に炊けて失敗も少ないです。
普通の米に比べれば割高ですが、同じアルファ米に比べると相場かやや安いくらいです。
キャンプでの炊飯が面倒だったり、浸水忘れをよくする方には特におすすめなので、気になった方はぜひ一度試してみてください!






最後までお読みいただきありがとうございました!
