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【超簡単】100均で革砥を自作してストロッピングする

2023年7月1日

100均の材料で革砥を自作してストロッピングの記事のアイキャッチ

最近ナイフの切れ味が落ちてきた気がする…

そんな方にやってみていただきたいのが革砥を使ったストロッピングというメンテナンスです。

ぱっと見で刃こぼれしていなくても小さい刃こぼれをしていたり、刃先が丸まっていたりすることがあります。

これらを手軽に解消できるのがストロッピングです。

今回はこのストロッピングをするのに必要になる革砥を自作するところから、ストロッピングの方法までご紹介します!

そもそも革砥って?

一言で言えば、「簡単に刃物の切れ味を復活させられる革製の砥石」です。

革砥は牛革などの革の裏面に研磨剤を擦り込んだもので、主にナイフなどの刃物の切れ味を保つためのメンテナンス(タッチアップ)や砥石で研いだ後の仕上げなど、ちょっと刃先を整えたいときに使われるものです。

また、この革砥を使った研磨作業のことをストロッピングといいます。

ヒロ
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大きな刃こぼれをしない限りは、刃物の使用後にこのストロッピングを数分程度するだけで切れ味を維持できるので、是非作っておくことをおすすめします!

革砥を作るのに必要なもの

革砥は以下の4つの材料で作れます。

革砥の作成に必要なもの

  • 木の板
  • 革のはぎれ
  • 両面テープ
  • 研磨剤(ピカール or 青棒&オイル)

最後のピカール以外は全て100均で手に入ります!

ピカールはAmazonだと300g入ったものが500円しないで買えるので、合計しても800円程度で革砥が作れます

革砥は買うと安くても2000円前後しますし、作るのもとても簡単で10分程度で完成するで自作がおすすめです!

ヒロ
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ピカール300gはストロッピングだけなら毎週使っても何年か持ちそうなくらいのイメージです!

それでは、それぞれの材料について詳しく見ていきましょう。

木の板

↑の板はセリアのDIYコーナーにあったもので、幅6cm、長さ35cm、厚み1cmくらいです。

手に持ちやすい形であれば基本的に何でも良いと思いますが、ストロッピングのやりやすさを考えると、幅6cm、長さ30cm程度のサイズがおすすめです!

幅は最低6cmくらいあると刃を当てたときに安定しやすいと思うくらいなので、あとはご自身の手のサイズに合わせて選んでしまってOKです。
(幅が広すぎると革のサイズが足りなくなるので見栄え的には6cmくらいがちょうど良いと思います)

長さに関しては革を貼る部分が20cm程度あるとワンストロークで刃の付け根から刃先まで研ぎやすいので、ハンドル部分の長さも考慮すると30cm程度といった感じです。
なので多少長くても問題ありません!

革のはぎれ

↑はセリアの手芸コーナーにありました。

はぎれというだけあって中身はいびつな形をしているので、できる限り板の形に合わせて切り取りやすそうなものを選ぶと良いと思います。

両面テープ

私は元々3Mの両面テープを持っていたのでそれを使用しましたが、100均でも売っているのでそれでも問題ないと思います。

接着剤でも良いと思いますが、貼り替える可能性も考慮して私は両面テープを使用しました。

研磨剤(ピカール or 青棒&オイル)

研磨剤は色々ありますが、ピカールや青棒が一般的かなと思います。

多少番手(粗さ)が異なるみたいですが誤差の範囲内のようです。
なので、特に理由がなければ100均で他の材料と一緒に手に入る青棒&オイルの組み合わせで良いと思います

ヒロ
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初期費用も若干ですが抑えられます!

ちなみにオイルと青棒はダイソーの工具コーナーにありました

また、オイルは不乾性油であればある程度なんでも大丈夫そうなので、持っているもので代用しても良いかもしれません。

青棒に関して100均はちょっと...という方は↓あたりが良さそうなのでチェックしてみてください。

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ちなみに今回使用したピカールは↓です。

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革砥の作り方

板の形に合わせて革のはぎれをカットする

板の形に沿って革のはぎれをカットします。

はぎれなので長方形に切り出すのが少し難しいかもしれませんが、一枚で十分な長さを切り出せなければ継ぎ合わせる形でも良いと思います。

継ぎ合わせる場合はできる限り隙間がなくなるようにしっかり貼り合わせて下さい。

カットした革を板に貼り付ける

先程カットした革のはぎれを板に貼り付けます。

両面テープを革を貼る面全体に敷き詰めるように貼ります

こうすると両面テープの厚みで革砥が凸凹になるのを防ぎつつ、しっかり接着できます。

あとは革を貼り合わせれば革砥自体は完成です!

ヒロ
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使用済みで汚れているのは気にしないで下さい!

革砥の使い方

革砥にオイルを塗る(青棒の場合のみ)

青棒はオイルに溶かし込むイメージで塗っていくので、先にオイルを革砥に満遍なく塗っていきます。

オイルがしっかり塗られていないと青棒がうまく塗れないので、多めに塗っておいて後で余分なオイルを拭き取る感じが良いと思います。

革砥に研磨剤を塗る

研磨剤を革砥に塗り込んでいきます。

青棒の場合は、オイルを塗った部分にこすりつけて行く感じです。
オイルが足りないとうまく塗れないので必要に応じて追加してあげましょう。

ヒロ
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色がわかりにくいですが、しっかり目に塗ってます

ピカールの場合は↓くらいの量を出して

満遍なく伸ばします。

ヒロ
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ナイフを使って伸ばしても良いと思いますが、その場合は刃を潰さないように角度には注意してください!

ストロッピングで刃先を整える

以降の説明では写真を撮る都合上革砥を置いてやっていますが、実際にはハンドルを持って革砥の先端を台に付けるなど、安定する形で行って下さい。

革砥の持ち方

ストロッピングのやり方はナイフを革砥のハンドル側から先端に向かって撫でるように滑らせながら、接地面を刃の付け根から先端の方にすらしていきます

刃を当てる角度は砥石で研ぐときと同じくらいにして刃を潰さないように気をつけましょう。

裏面をやるときは逆の動きで、ナイフを革砥の先端からハンドルに向かって撫でるように滑らせながら、接地面を刃の付け根から先端の方にすらしていきます。

ヒロ
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角度と向きがあっていればワンストロークでやらなくても大丈夫です!

大抵の場合、両面合わせて5分以内で十分だと思います。

刃についた研磨剤を拭き取る

ナイフについた研磨剤をティッシュ等で拭き取ったら終わりです。

調理に使うナイフの場合は洗剤等でしっかり洗いましょう。

まとめ

今回は100均にある材料で革砥を自作する方法と、革砥を使ったストロッピングのやり方をご紹介しました。

日々こまめに数分間のストロッピングしてあげるだけで切れ味は維持できるので、是非革砥を作ってやってみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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