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キャリーザサン100泊実使用レビュー!寿命や口コミまで徹底紹介!

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ヒロ
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こんにちは!

ヒロ(@hirocamp232)です。

今回は軽量コンパクトなランタンで有名なキャリーザサンをご紹介します。

キャリーザサンは軽量コンパクトなランタンですが、ゴールゼロのようなランタンと比べると耐久性やバッテリー周りなど不安に感じる部分もありますよね。

ぼく自身ULスタイルにあこがれて半信半疑で購入してから、かれこれ100泊以上は使ってきましたが今でも使い続けていてお気に入りのランタンです。

この記事では、実際に100泊使用して感じたメリット・デメリットから寿命やECサイトやSNSでの口コミまとめまでご紹介しますので、ぜひキャリーザサン購入の判断材料にしていただければと思います!

そもそもキャリーザサンってどんなランタン?メーカーは?

まず最初にキャリーザサンの特徴や製造メーカー、ラインナップをご紹介します。

キャリーザサンの特徴と魅力

キャリーザサンの特徴を一言で表すと、「超軽量コンパクトなソーラーランタン」です。

最大の特徴は電池もモバイルバッテリーも不要なソーラー充電システムで、電池交換の手間もゴミも一切出ません。

重さは100gを切り、収納時も大きめのスマホと同じくらいのサイズになる軽量・コンパクト設計が魅力です。

プロの登山家も使用する本格仕様でありながら、インテリアや防災にも適していてとりあえず持っておいて損は無いランタンです。

素材は丈夫なヨットセイル生地を耐UV糸で縫製されていて、防塵防水性能もIP67と十分なので、雨天時でも安心して使用できます。

メーカーはランドポート(Landport)

キャリーザサンを製造・販売しているのは、ランドポート株式会社です。

1990年に東京都千代田区にて設立し、「人々の心を灯す」をミッションに掲げて社会貢献を重視した商品やサービス、プロジェクトを手がけています

たとえば、キャリーザサンに関わるプロジェクトに「Buy One Give One」というものがあります。

公式ストアでキャリーザサン購入すると、同じ数のキャリーザサンが被災地や海外の電気が通っていない地域へ贈られるといったプロジェクトです。

ラインナップと基本仕様

キャリーザサンはサイズやカラー別に全11種類展開されています。

支援モデルは支援先を指定して購入できるモデルで、ミディアム/ウォームライト/ホワイトベルトのみとなっています。

詳しくは下記表や公式ストアをご確認いただければと思います。

項目MediumRainbow MediumSmall支援モデル(Medium)
ライト色ウォームライト
クールブライト

オレンジ



パープル
ウォームライト
クールブライト
ウォームライト
サイズ使用時:11×11×11cm
収納時:11×21×1.2cm
使用時:11×11×11cm
収納時:11×21×1.2cm
使用時:8.8×8.8×8.8cm
収納時:8.8×17×1.2cm
使用時:11×11×11cm
収納時:11×21×1.2cm
明るさ強:100ルーメン
中:20ルーメン
弱:10ルーメン
赤:16lm
オレンジ:25lm
黄:38lm
緑:25lm
青:8lm
パープル:26lm
白:45lm
強:30ルーメン
弱:15ルーメン
強:100ルーメン
中:20ルーメン
弱:10ルーメン
本体:透明(クリア)
ベルト:ブラック/ホワイト
本体:透明(クリア)
ベルト:ホワイト
本体:透明(クリア)
ベルト:ブラック/ホワイト/オレンジ
本体:透明(クリア)
ベルト:ホワイト
重さ86g86g57g86g
点灯時間強:10時間
中:42時間
弱:72時間
赤:7時間
オレンジ:6時間
黄:5時間
緑:15時間
青:13時間
パープル:5時間
白:3時間
強:10時間
弱:15時間
強:10時間
中:42時間
弱:72時間
充電時間直射日光で7-9時間直射日光で7-9時間直射日光で5-7時間直射日光で7-9時間
防塵防水性IP67IP67IP67IP67
キャリーザサンのラインナップ

100泊使ってわかったキャリーザサンのメリット!

キャリーザサンのメリットをまとめると次の通りです!

  • 超軽量&コンパクトで持ち運びに便利
  • ソーラー充電でバッテリーいらず
  • 突然の大雨でも安心な防水性能
  • キャンプ以外にも登山や防災など用途はさまざま

それぞれ詳しく解説します。

超軽量&コンパクトで持ち運びに便利

まずはなんと言ってもその軽さです!

スモールサイズは約57gと、ランタンとしてはおかしいレベルの軽さです。

ちなみに、軽量コンパクトなLEDランタンで有名なゴールゼロでも68gはあります。

折りたためばぺったんこになるので、バックパックの隙間にスルッと収まります

ヒロ
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持っていることすら忘れるくらいの軽量コンパクトさなので、とりあえずのサブランタンとして重宝しています!

ソーラー充電でバッテリーいらず

ウォームライトやクールブライトなら強に設定しても10時間は持つので、フル充電しておけば1泊2日程度なら十分です。

ただ、連泊の場合や経年劣化でバッテリー容量が低下した場合、途中で充電を挟む必要が出てきます。

ランタン類はモバイルバッテリーやポータブル電源から充電することになると思いますが、スマホなど他の分のバッテリーも考えると容量を増やさざるを得なくなります。

ヒロ
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バッテリー類は結構重さがあるので、できるだけ容量はできるだけ抑えたいところです。

バッテリーを充電し忘れることもあり得るので、ソーラー充電できるのは結構便利だったりします。

突然の大雨でも安心な防水性能

防塵防水性能はIP67とかなり高水準なので突然の雨で壊れてしまうようなこともありません。

「IP67」の「7」の部分が防水性能を表していますが、雨はもちろん水没しても大丈夫な防水レベルになっています。

ヒロ
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ちなみに防塵性能の「6」は最高等級で完全な防塵構造です。

特に夏場は突然の雨が降ることもありますし、幕外での使用を考えている場合は安心材料になります。

キャンプ以外にも登山や防災など用途はさまざま

ここまでご紹介した通り、「持ち運びやすく」「どこでも充電できて」「雨にも強い」ので、場所や状況を問わず使いやすいランタンです。

アウトドアなら登山に使っても良いですし、防災用に備えるのも良いですし、家で夜間の間接照明のようなちょっとした明かりとして使うのも良いと思います。

ヒロ
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素材が網目状になっていて、光がいい感じに広がるので雰囲気が良いです!

購入前に知っておきたい!キャリーザサンのデメリット

これだけ便利なキャリーザサンですが、デメリットもそれなりにあります。

  • ソーラー充電しかできないため天気に左右される
  • メインランタンにするには明るさが足りない
  • 頭上に吊るすとボタンの位置がわからなくなる
  • スモールは充電残量が分からない

それぞれ詳しく解説します。

ソーラー充電しかできないため天気に左右される

キャリーザサンの最大のデメリットは天気の悪い日が続くと充電ができない点です。

一般的なLEDランタンはUSB充電が主流となっている中、キャリーザサンはUSB無しのソーラー充電のみになっています。

軽量コンパクトさやエコな設計とのトレードオフなので仕方ない部分ではありますが、ランタンとしては重要なポイントです。

ただ、実際に使ってみると思ったよりは不便さを感じることは少ないというのが正直な感想です。

毎週のように2泊3日のキャンプを続けていますが、充電が無くて困った記憶は今のところありません。

必要なときにちょっと付けるような使い方をしているのが大きいとは思いますが、そのようなサブランタン的な使い方にはちょうどいいと思います。

メインランタンにするには明るさが足りない

キャリーザサンの明るさは、メインランタンとして使うには物足りないというのが正直なところです。

実際の使用感としては、ちゃんと見える程度にぼんやり明るいというイメージです。

最近は比較的小さめのポーランド軍幕サイズ1の幕内用ランタンとしてテント上部に吊るして使用していますが、もう少し明るいと嬉しいと思うことは時々あります。

ただ逆に、明るすぎない雰囲気のいい明かりとも言えるので、目的によっては良さにもなりえる部分です。

ヒロ
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素材に織り込まれた糸によって光が網目状に広がるのでやさしく照らしてくれます。

頭上に吊るすとボタンの位置がわからなくなる

テント上部に吊り下げるなど、パネル面が見えない状態で使用すると、ボタンの位置がわからなくなってしまいます

ランタンを点けようとする度にランタンを回しながらボタンのある角を探すのが若干煩わしく感じることがあります。

正直そこまで面倒でもないのでそのまま使い続けてしまっていますが、気になる場合は下から見てもわかるように何かしらの目印を付けると良いかなと思います

スモールは充電残量が分からない

スモールサイズには充電残量インジケータが付いていないので充電残量がわかりません。

スポットで使うサブランタンとして使用してきたのでそれほど気になりませんでしたが、気になる場合はミディアムサイズを選んだほうが良いかもしれません。

ミディアムサイズは4つのインジケータがあり、充電残量が視覚的にわかります

ヒロ
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若干増量するのと、モードを一周するのに必要なクリック数が2回増えるのだけは注意!

キャリーザサンの寿命は?100泊使用してもまだまだ現役!

私のキャリーザサンは購入から1年半、100泊以上のキャンプで使用していますが、まだまだ現役で活躍中です。

バッテリーに使われているリチウムイオンバッテリーは、一般的に500回の満充電で寿命とされているので毎回使い切ったとしても超ざっくり計算で500泊使えます。

もちろん使用環境や温度などの要因でバッテリー寿命は変わるためあくまで目安ですが、3000〜5000円で数百泊使えるならコスパとしては十分です。

このようにバッテリー面では特に心配ないのですが、注意したいのがループ部分の耐久性です。

私は上部のループにカラビナやロープを掛けてテント内に吊るして使用するのがほとんどでしたが、70泊程度でループがちぎれてしまいました

おそらく撤収時にテントに積もった灰を飛ばすためにパタパタしていたのが原因です。

ヒロ
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厳冬期のキャンプだったので寒さでビニール部分が硬化して衝撃に弱くなっていたのかもしれません。

少しくっつけるのに苦労しましたが、今でも使い続けています!

ループの接着部分

キャリーザサンの口コミまとめ

Amazonや楽天市場、SNSなどからポジティブ・ネガティブな口コミをそれぞれピックアップしました!

ポジティブな口コミ

軽量で折り畳みもできて、日中外に置いておくだけでテント内のちょっとした明かりになって便利です。

強いて難点を言えば、外部からの充電がソーラーのみなので「念のため充電しておいて…」といったことが出来ない点くらいです。

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー
ヒロ
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ちょっとした明かりに使うにはちょうどいいですが、充電方法がソーラーのみなのはやっぱり不便さは感じるようですね。

常夜灯として使用しています。 製造元に問い合わせして、「折り畳んだまま使用しても問題ありません。」という事でしたので、コンパクトに折り畳んだまま使用しています。

【楽天市場】みんなのレビュー·口コミ
ヒロ
ヒロ

常夜灯など日常で使用されている方も多い印象でした!テレビでも紹介されたことがあるようで、その影響ですかね。

ヒロ
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柔らかく間接照明のような明るさなのでこんな使い方も良いですね!

ネガティブな口コミ

スイッチの分かりにくさといったら相当なもので、そもそも暗所で使うものなのに操作性が悪いのは致命的だと感じる。

指で探っても分かるようにボタンを大きくするとか、チェッカリング施すなどで分かりやすく簡単に改善できると思うのだが・・・。

また消灯までのプロセスが長い。最弱点灯していたの場合、3回ボタンを押さないと消灯できない。あの押しにくさの極みのボタンを3回も、だ。

雪山ではグローブを外すことがかなりためらわれる環境なので、グローブ越しだと目をつむって針に糸を通すくらい難関である。

この消灯の操作もボタン長押しでどのモードからでも一発消灯できるようにしてほしい。

と、かなり辛口のレビューだが実際はかなりのお気に入りで毎晩枕元で利用させてもらっている。

あともう少しの改善で完璧な一品へと昇華されるので今後を楽しみに大切に使い続けたい。

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー
ヒロ
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やはりボタン周りは課題のようです。。。

ウォームライトを購入しましたが、思ったより、白っぽい明るい光でした。個人的には、もっとオレンジ色に照明を抑えて、長い時間持つ方がありがたい。

使い方は簡単でコンパクトな点も◎。充電は、太陽光の量に比例します。点灯後は、充電がなくなるにつれて、少しずつ光が弱まり消えていきます。曇っていると充電ができません。3月で一日雨の日は全く充電できず、電源を入れても点灯しませんでした。防災用に備えるなら、乾電池のランタンも併せて準備が必要です。

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー
ヒロ
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実感したことはないですが、ある程度日差しがないと充電できていないこともあるようなので、サブランタンとするのが良さそうですね。

商品自体はとても満足なのですが... 現在4個持っていますが リュックに引っ掛けて使うことが多い者として どうしても1枚目の様に カラビナを付けることになります... すると ビニールの為 必ず縫い目が切れてきます... なので アウトドア(登山)で使う事も考えて カラビナを付けられる部分(ハトメ)等があると有難いと思いました...

【楽天市場】みんなのレビュー·口コミ
ヒロ
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ループの強度は若干不安があるのでできるだけ負荷をかけないように扱いたいですね。

まとめ:軽量コンパクトで多用途!1つは持っておきたいソーラーランタン

キャリーザサンは軽量コンパクトで防水性もバッチリで多用途なソーラーLEDランタンで、社会貢献を目的とした商品やプロジェクトを手掛けていているランドポート株式会社によって販売されています。

実際に100泊程度使用して感じたメリット・デメリットまとめると下記の通りです。

メリット
デメリット
  • 超軽量&コンパクトで持ち運びに便利
  • ソーラー充電でバッテリーいらず
  • 突然の大雨でも安心な防水性能
  • キャンプ以外にも登山や防災など用途はさまざま
  • ソーラー充電しかできないため天気に左右される
  • メインランタンにするには明るさが足りない
  • 頭上に吊るすとボタンの位置がわからなくなる
  • スモールは充電残量が分からない

軽量コンパクトで多用途に使えるランタンですが、ループ部分の耐久性や明るさ、ボタン操作のしづらさが難点です。

ただ、サブランタンとして1つ持っておくと重宝するので、ぜひ一度試してみてください!

もし微妙だなと感じても、公式ストアで購入していればこの地球上で困っている誰かのためになっているので成仏できるでしょう。。。

ヒロ
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最後までお読みいただきありがとうございました!

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