メッシュタイプの焚き火台を使い込んでいると、ある日突然メッシュが破れていた…なんてことがありますよね。
最近、愛用していたNinja Firestand Soloを収納袋から取り出したら破れていて、交換用メッシュも廃盤になっていました…
そこでメッシュ火床を自作してみようと思い作ってみたものの、初回は上手くサイズが合わず失敗。
2回目、3回目と繰り返すうちに大体コツを掴んできました。
この記事では、メッシュ火床の自作に必要な道具や材料、作り方を、実際に自作した経験を元に解説します。
焚き火台によって異なるハトメやメッシュのサイズの計算式もまとめたので、Ninja Firestand Solo以外の焚き火台をお使いの方でも参考になると思います!
作り方はとっても簡単で、1枚あたり数百円程度で作れるので、ぜひ1度試してみてください!
メッシュ火床の自作に必要な材料と道具

メッシュ火床の自作に必要な材料は、ハトメとステンレスメッシュの2つだけです。
道具の数は多いものの、特殊な道具はハトメパンチと穴あけポンチくらいで、あとは普段家で使っている物を流用できます!
用意するもの
- 材料:ハトメ・ステンレスメッシュ
- 道具:メジャー・定規・穴あけポンチ・ペン・ハサミ・ハトメパンチ・ハンマー・土台
メッシュ火床の材料|ステンレスメッシュとハトメ
まずは、材料のハトメとステンレスメッシュから見ていきます!
ステンレスメッシュの幅はハトメの外径から計算するので、先にハトメのサイズを決めるのがおすすめです。
ハトメの選び方|内径・材質・両面/片面
ハトメを選ぶ基準は「内径」「材質」「片面/両面」の3つです。
ハトメの内径はお使いの焚き火台のフレームの直径になるべく近いものが良いです。
大きすぎるとハトメの外径も大きくなるので、その分ステンレスメッシュの折り返し幅も大きくなり無駄が多くなります。
ソロ用の軽量焚き火台なら6~8mm程度が無難だと思います。
ハトメの材質は、アルミ・真鍮・ステンレスが一般的で、耐熱温度の最も高いステンレスが高温にさらされる今回のケースでは無難です。
僕はアルミのものを使っていますが、数回使った程度では特に問題は発生していません。
最後に片面か両面かですが、強度や仕上がりの点で両面の方がおすすめです。
今回は特に気にせず片面でやりましたが、使用中に破損すると危険なので両面の方が無難だと思います。
ステンレスメッシュシートの選び方|番手とロール幅
ステンレスメッシュの選び方で重要なのは、「メッシュの番手(目の粗さ)」と「ロール幅」です。
メッシュの番手の目安は次の通りなので、好みによって選んでください。
| 目的 | メッシュの番手 |
|---|---|
| 灰を落としたくない | 80 |
| 燃焼効率を重視したい | 40 |
80メッシュは、目視でははっきり見えないくらい細かく灰は落ちにくいですが、目詰まりしやすく燃焼効率がやや下がりやすいです。(メッシュなので普通に燃えますが)
今回作成したNinja Firestand Solo用のメッシュは、80メッシュが近かったです。
40メッシュは目視で構造が見える程度に粗く、目詰まりしにくいので燃焼効率を維持しやすいです。
ただ灰もそれなりに落ちるので、灰を落としたくなければ80メッシュを選びましょう。
必要なロール幅は焚き火台によって変わるので、購入時は次の式で計算してください。
最低必要なロール幅の計算式
* メッシュの端の処理・補強のため各辺を2回ずつ折り込みます。1回分の折り返し幅が「ハトメ外径 + 0.5cm」なので、折り返し2回分の「×2」、さらに左右両端分で「×2」、合わせて「×4」となります。
Ninja Firestand Solo(短辺27cm、ハトメ外径8mm)の場合は「27 +(0.8 + 0.5)× 4 = 32.2cm」が最低必要幅となり、市販規格に合わせて40cm幅のロールを購入しました。
メッシュ火床の自作に必要な道具
メッシュ火床の自作に必要な道具は次の通りです。
必要な道具
- 穴あけポンチ・ハンマー・土台(穴を開ける)
- ハトメパンチ(ハトメをかしめる)
- メジャー・定規
- マジックペン
- ハサミ
- 作業用手袋(任意)
今回、穴あけポンチは「高儀 穴あけポンチ 7mm」を使いました。
最初は100均のレザークラフト用ポンチを使ったのですが、叩く加減を見誤りポンチが折れてしまったので、しっかりしたものを選んだ方が良いと思います。
サイズについては、ハトメのパッケージなどに推奨下穴サイズが書かれているので、それを参考にしてください。
穴の開けやすさは、どちらもそれほど変わりませんでした。
ハトメパンチは基本的にかしめられるハトメサイズが決まっているのでサイズが合うように注意して選びましょう。
ハトメとセットで販売されているものを選ぶと安心です。
ハンマーは金属製か木製がポンチを打ち込みやすくておすすめです。
ペグハンマーでも代用できますが、強く叩きすぎるとポンチが壊れるので力加減は慎重に。
穴あけ用の土台は、柔らかすぎると全然穴が開かないので、木材など安定して硬さがあるものが良いです。
ハサミは100均のものでも普通に切れますが、刃が潰れてしまう可能性はあるので気になる場合は専用のものを用意してください。
ステンレスメッシュの端は金属のバリのように鋭いので、怪我をしたくない方は作業手袋も用意しましょう。
焚き火台メッシュ火床の作り方|6つの手順
ここからは作り方の手順を6つのステップに分けて解説していきます。
細かく分けているので手順は多いですが、やることは簡単なのでご安心を!
作業の流れ
- メッシュのサイズを計測する
- カット寸法をマーキングする
- ステンレスメッシュをカットする
- 各辺を2回折り返して端を処理する
- 穴あけポンチで4隅に下穴を開ける
- ハトメを打つ
STEP1|メッシュのサイズを計測する
最終的なメッシュのサイズを計測します。
メーカー仕様の数値と実測値が微妙に違うこともあるので、古いメッシュが手元にある場合はそのメッシュを実測するのが確実です。
手元にメッシュがない場合は、フレームだけ組み上げて、メッシュが張られる位置の寸法を直接測るのも良いと思います。
この場合誤差も出てしまうので、気持ち大きめに作った方が「作ったけど使えない」といったことにならなくて無難です。
初回、仕様通りに作ったら小さすぎてフレームが曲がった状態になってしまいました。
STEP2|カット寸法を計算してマーキングする

計測した最終メッシュサイズに合わせて、折り返し代を加えてカット寸法を算出します。(先程のロール幅の計算式と同じ計算です)
長辺のカット寸法の計算
カット寸法 = 最終メッシュサイズの長辺 + 折り返し幅 × 4
折り返し幅 = ハトメ外径 + 0.5cm
Ninja Firestand Soloの場合、最終メッシュサイズは幅35×奥行27cmでした。
今回の折り返し幅は計算上「0.8 + 0.5 = 1.3cm」ですが、キリよく1.5cmで計算しています。
最終的なカット寸法は「幅41×奥行33cm(= 35 + 1.5×2×2、27 + 1.5×2×2)」となります。
カット寸法が決まったら、メジャーや定規を使ってマーキングしてきます。
STEP3|ステンレスメッシュをカットする


マーキングした線に沿って、ハサミでカットします。
切った断面が手に触れやすいので、手を切らないように注意してください。
STEP4|各辺を2回折り返して端を処理する

カットしたメッシュの4辺をそれぞれ2回ずつ折り返していきます。
端部の鋭利さを抑えるためと、ハトメ部分を補強するための2つの目的があります。
折り返し幅は、STEP2で決めた1回あたりの幅で折ります。
折り返すときは、定規を当ててしごくようにすると折り目がきれいに揃います。
両端から中央に向かって少しずつ折り込むと折り目が曲がりにくいと思います。
STEP5|穴あけポンチで4隅に下穴を開ける


端の処理が終わったら、4隅にハトメを打つための下穴を開けていきます。
穴の位置は、2回折り返してできた4隅の正方形エリアの中心です。
穴のサイズはハトメの推奨下穴径に合わせます。
今回使用したハトメは7〜8mmの下穴が必要だったので、7mmのポンチを使いました。
ポンチを土台に垂直に立てて、ハンマーで真上から打ち込みます。
斜めに打つとポンチが壊れてしまう可能性があるので、垂直を意識して少しずつ力加減を調整しましょう。
STEP6|ハトメを打つ


ハトメパンチの使い方に沿って、ハトメを打ちます。
メッシュを支える重要な部分なので、きちんと打てているか確認しながら慎重に行いましょう。
4隅すべてにハトメを打てば、自作メッシュ火床の完成です!


まとめ:メッシュ火床の自作は簡単!お気に入りの焚き火台を長く使おう
今回は焚き火台のメッシュ火床を自作する方法を解説しました。
材料費は1枚あたり数百円〜と純正より圧倒的に安く、作業も30分ほどで完了します。
メッシュが破れてしまっても、自作という選択肢があればお気に入りの焚き火台を長く愛用できるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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