
こんにちは!
ヒロ(@hirocamp232)です!
今回は「Mardingtop(マーディングトップ)60Lバックパックのご紹介です!
Amazonなんかで「ミリタリーバックパック」で検索をするとよく出てくるMardingtopのバックパックですが、サイズが色々あってなかなかお目当てのサイズのレビュー記事や動画を見つけるのが難しいですよね。

















これいい!っていうのは大概売り切れてたり...
購入当時は55Lが売り切れで、妥協して恐る恐る60Lのモデルを購入してみたのですがこれが意外とちょうど良くて、2年間で120泊以上使うほど気に入っています!
本記事ではそんなお気に入りの60Lモデルのサイズ感や収納ポケット、背負心地などを画像付きで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

Mardingtop(マーディングトップ)って?


Mardingtop(マーディングトップ)は創業40年の老舗中国企業が手掛けるバックパック専門ブランドです。
多くのアウトドア用バックパックを自社製造していて、素材はもちろん実用性までこだわって作られていますが、価格は安く抑えられています!

















キャンプ芸人のヒロシさんが愛用していたことで有名なサイバトロンと肩を並べているイメージです
「Mardingtop 60L バックパック」の基本情報
メーカー | Mardingtop |
サイズ | 高さ76×幅33×奥行24cm |
容量 | 60L |
素材 | 耐水性600Dポリエステル |
重量 | 約2.0kg |
カラー | アーミーグリーン/カーキ/ブラック |
付属品 | レインカバー |

「Mardingtop 60L バックパック」のサイズ感


60Lという容量は大きすぎず小さすぎずといった感じで、ある程度コンパクトにギアを収めていれば1泊2日にはちょうどよいサイズ感です!
身長173cm、体重60kgくらいのぼくが背負うとこんな感じです。


テントやクーラーボックスなどを手持ちするのであれば、そこそこコンパクトなギアが揃っていれば無理なくパッキングできると思います。
参考までにこのバックパック装備で設営したサイトを載せておきますね。























今回はテントもクーラーバッグもバックパックに収めたのでギアは少なめですが、手持ちも許容すればまだまだ余裕があります!
「Mardingtop 60L バックパック」の収納性
このバックパックの収納は6種類合計8箇所に加えモールシステムが採用されています。
- メイン収納(上)
- メイン収納(下)
- トップリッドポケット(雨蓋)
- フロントポケット
- サイドポケット
- サイドファスナーポケット
- モールシステム(外付け)
各収納について詳しく見ていきましょう!
メイン収納(上)


まずはメイン収納からですが、ここはファスナー付きのパーティションで上下に区切られています。


必要に応じてファスナーを開ければ1気室にすることもできるが便利ですね!
ファスナーは安心と信頼のYKKで、開閉する際は下からアクセスする形になっています。



















ちなみに、ここ以外のファスナーもすべてYKKでした!
50泊以上は使用していますが全く問題なく開閉できています。
上下に区切った状態の深さは40cm程度あり、これでも十分な容量があります。
背面側には浅めのゴム紐ポケットと深めのファスナーポケットとの2つあり、両方ともバックパックの底面まで繋がっています。


浅めのゴム紐ポケットの方は深さが40cm程度である程度ゆとりのあるポケットなので多少厚みのあるものも入りそうです。


深めのファスナーポケットは元々背面フレームが入っているので収納という感じではないですが、深さは60cm弱でちょっとした薄いものは入れられます。


このポケットですが背面フレームは取り出すことができて、代わりにエバニューのFPマット125を入れてみたらシンデレラフィットしたので軽量化したい方はおすすめです!



また、開口部は二重のドローコードでしっかりと閉めることができます。


一応、ハイドレーション用のフックとチューブを出すための穴は付いています。


メイン収納(下)


前述のパーティションを挟んで下の収納です。
深さは20cm程度で内ポケットはありませんが、冬用シュラフがすっぽり収まるくらいのサイズ感です!



トップリッドポケット(雨蓋)


元々はレインカバーが入っているポケットですが、不要であればここも収納として使用できます!
深さは5cm程度ですが意外と容量があります。
ちなみにレインカバーを装着するとこんな感じです。


フロントポケット


内ポケットはありませんが容量はあるので、着いたらすぐ使うようなグランドシートなどを入れるのがおすすめです!
サイドポケット


2Lペットボトルがすっぽり収まるくらいの容量があります!
また、ポケット上部には2つのベルトがあるので、ポールなどの長物を差すのに便利です。



















取り付ける物によっては後述のサイドファスナーポケットと干渉してしまうので注意!
サイドファスナーポケット


サイドポケットの上部にあるジップポケットで、深さは30cm程度あるので意外と物は入ります!

















小物類をそのまま入れるとしたらここが候補になると思います。
モールシステム(外付け)


モールシステムが採用されていて、トップ・フロント部分にモールが取り付けられています!
結構面積があるので荷物が多くて収まらない!というときもとりあえず外付けしておけばなんとかなりそうです。
モールシステム以外にも、以下のような外付け手段があるので、外付け性能は高めです!
モールシステム以外の外付け手段
- 雨蓋に挟む
- メイン収納(下)前面のベルト
- サイドファスナーポケットの上下にあるベルト





















ぼくはナイフやグローブ、火ばさみ、ランタンを外付けすることが多いです!



「Mardingtop 60L バックパック」の背負心地
ミリタリー系のバックパックはサイバトロンの3Pタクティカルを使用したことがありますが、パッキングして背負ってみた感じ圧倒的に楽に感じました!
背面のベルトはチェストベルト、ウエストベルト、ショルダーストラップがついていて、結構融通は効くのでフィット感しっかりあります!


チェストベルトは上下にも調節できます。

ウエストベルトは薄いですが、駐車場からサイトまで歩く程度であれば必要十分だと思います。



















サイバトロンの3Pタクティカルよりはしっかりしている印象です!

「Mardingtop 60L バックパック」の良いところ
このバックパックの良いところは次の3点です!
「Mardingtop 60L」の3つの良いところ!
- 収納スペースが多いため荷物を整理してパッキングできる
- 車やバイクでのキャンプには十分なベルトがついている
- 2年間ガシガシ使ってもどこも壊れない丈夫さ
それぞれ詳しく解説します。
収納スペースが多いため荷物を整理してパッキングできる
前述の通り収納スペースは多めなので、分けて入れることでギアをある程度整理できます!
シーンごとに分けて収納すると設営もスムーズになるので、収納が多いのは嬉しいポイントです。
シーン別収納の例
- 最初に取り出すグランドシート
→取り出しやすい雨蓋ポケット - ポールやペグ、ロープ類
→長物も入るサイドポケット - テント設営が終わったあとに出すクッカーやランタン類
→メイン収納(上) - 最後に取り出す寝具類
→メイン収納(下)

















サイドポーチなどを別途購入しなくても収納力は十分です!
車やバイクでのキャンプには十分なベルトがついている
サイトまで数分歩く程度の用途であれば十分なベルトだと思います。
実際にパンパンにパッキングしたこのバックパックを背負って、片手には薪、もう片方には2泊分の食料を持って、サイトまで10分くらい歩いたことがありましたが、それほどしんどさも無くたどり着けました!

















引きこもりエンジニア&筋トレもろくにしてないのでベルトの力だと思います!笑
ベルトの締め方で体感は全然変わるので、一度、正しいベルトの締め方を調べてみるのがおすすめです!
2年間ガシガシ使ってもどこも壊れない丈夫さ
基本的に毎週1~2泊キャンプで使用してきましたが、2年経った現在でもどこも壊れることもなくまだまだ現役です。
もちろん個体差はあるので中には壊れてしまうものもあるかもしれませんが、Mardingtopは耐久性や品質をこだわり抜いて自社製造しているので過剰に心配する必要は無いのかなと思っています。

















1万円でこれだけの機能性・耐久性があるので、初めてのバックパックキャンプにおすすめです!

「Mardingtop 60L バックパック」の注意点
個人的にはコスパを考えれば大満足のバックパックですが、注意点はいくつかあります。
小物の整理はやや難しい
収納ポケットは多くありますがそれぞれのサイズはそこそこ大きく、小物を整理できるような小さいポケットはありません。
そのため、ちゃんと整理したい方は別途小さいスタッフサックなどを用意する必要があります!
個人的にはBee Nestingのスタッフサックがおすすめです!


















防水なのでダウンシュラフやガジェット類をよく入れています!
見た目を気にしないのであれば、セリアのスタッフサックなんかも軽くて使い勝手がいいのでおすすめです。


長時間の移動には不向き
良いところでも触れましたが、フレームやベルト類はやや物足りない感じなので、徒歩キャンプで長距離を歩く場合は登山用のもっと良いものを買った方が良いと思います。

















1万円でここまで求めるのは酷な気もしますが!
基本車やバイクでのキャンプだけど、サイトまで数分歩くこともあるような場合には全く問題ないレベルです。

「Mardingtop 60L バックパック」の口コミまとめ
Mardingtopの60Lバックパックの口コミをAmazonレビューやSNSで調べましたので、参考にしてみてください!
良い口コミ
購入にあたりサイバトロンも検討しましたがこちらを選んで正解でした!
とにかくめちゃくちゃ入ります!
左右にあるファスナー付きのポケットや更に下にもポケットがあって小分けに物が入れられるようになってるのも便利です。(以下略)
Amazon カスタマーレビュー
(前略)
キャンプ初心者なのでパッキングのセンスはありませんが、サイドポケットやモールシステム、雨蓋部分のスペースなど小分けにたくさん収納できてポーチ等の後付けも必要はないかと思います。
(以下略)
Amazon カスタマーレビュー
大き過ぎず絶妙な大きさ!
作りもしっかりしている。
背負った感じもバランスがいい。
バイクツーリングキャンプ用にはサイズが調度良い。(以下略)
Amazon カスタマーレビュー

















ソロキャンプにちょうどよいサイズ感と小分けにできる収納が好評のようです!
悪い口コミ
物は悪くないですが、個人的には60Lよりも、
Amazon カスタマーレビュー
50L、70L、75Lの方が前面がパカっと開いて使いやすいです。 なんで60Lだけ仕様が違うんだろう?
いっぱい入る。口がちと狭い。
Amazon カスタマーレビュー
(前略)
容量あるもののハーネス類がペラペラで背面長も変えられないので、車の無い身にはキツイ。
(以下略)
とむとむ@tom_s.campnoteさんのポスト | X

















メイン収納の出し入れのしづらさや背負心地が気になる方が多いようです。
まとめ:収納力抜群!コスパ最強の無骨なミリタリーバックパック!
今回はMardingtopの60Lバックパックのご紹介でした!
小物収納が無いことやフレームやベルト類が頼りない点はありますが、かなりコスパの良い無骨なバックパックです。
こんな人におすすめ!
- 無骨なバックパックが欲しい人
- コスパの良いバックパックが欲しい人
- 外付けや収納を分けて整理したい人
最後までお読みいただきありがとうございました!
皆様のバックパック選びの参考になれば幸いです。
