こんにちは!ヒロ(@hirocamp232)です。
年が明けて1月ももう終盤、寒さも深まりすっかり冬になりましたね。
この寒い時期にキャンプを際に重要なことの一つに就寝時の寒さ対策がありますよね。
良い寝袋を使うのも有効な対策ですが、寝袋が良くても地面からの冷気をシャットアウトしないと背中だけ寒いなんてことになると思います。
そこで重要になってくるのが寝袋の下に敷くマットですが、今回は高コスパで非常に暖かいNaturehikeのエアマットをご紹介したいと思います!
冬キャンプ用のエアマットにとってもおすすめなので、ぜひ最後までお付き合いいただいて参考にしてみて下さい!
そもそもR値って何?目安は?
R値は断熱性能の指標になる数値で、その値が大きいほど断熱性能も高く地面からの冷気をよりシャットアウトしてくれます。
各シーズンごとにどの程度のR値が必要になるのかの目安は以下のような感じで、氷点下になるようなところで寝るにはR値4~5以上を選ぶのが無難と言えます。
シーズン | 推奨R値 |
---|---|
夏 | ~2.0 |
春、秋 | 2.0~3.5 |
冬 | 3.5~4.5 |
厳冬 | 4.5~ |
そんな断熱性能の指標になるR値ですが、メーカーによっては独自の基準で測定したものを記載している場合があり信憑性に欠けるものもあります。
そこで注目して欲しいのが、R値の測定方法に関して「(ASTM) F3340-18」という記載があるかどうかです。
「ASTM F3340-18」は「ASTM(American Society for Testing and Materials)」という国際標準化・規格設定期間が決めた規格のことです。
この規格に準じて計測したR値であれば一定の信頼性がある値だと判断できます。
今回紹介するエアマットもこの規格に準じています
もちろんその人の寒さの感じ方や、寝袋の性能、寝るときの服装などによって必要なR値は変わってくるので、参考値として見るのが良いと思います!
Naturehike R値5.8 エアマットのスペック
全サイズ・形状共通
項目 | 内容 |
---|---|
R値 | 5.8 |
素材 | 20Dナイロン TPU |
厚み | 7cm |
色 | 表:シルバー 裏:ブラウン |
マミー型
小(S) | 大(M) | |
---|---|---|
使用時サイズ | 168×58×7cm | 183×58×7cm |
収納時サイズ | 10×10×16cm | 10×10×18cm |
重量 | 440g | 490g |
長方形型
小(M) | 大(L) | |
---|---|---|
使用時サイズ | 183×64×7cm | 196×64×7cm |
収納時サイズ | 13×13×22cm | 13×13×26cm |
重量 | 590g | 630g |
Naturehike R値5.8 エアマットのおすすめポイント!
軽量&コンパクト
ぼくが購入したのはマミー型のSサイズ(168×58×7cm)ですが、このくらいのサイズでR値が同等のものだと重量は300~500g程度が相場かなと思います。
そんな中このエアマットは440gで最軽量レベルとは言えませんが、十分軽い部類に入ります!
収納サイズに関しても500mlペットボトルを横にひと回り大きくした感じで非常にコンパクトです。
空気抜けは良いので割りと簡単にコンパクトになります
1万円台で重量・サイズがここまで抑えられているのは高評価です!
安いのにしっかり暖かい
厳冬でも対応できるような高R値のエアマットは2~4万程度と高価になりがちですが、このエアマットは1万6000円程度とかなり安いです。
商品名 | サイズ | R値 | Amazon価格 (2024/01/23時点) |
---|---|---|---|
NEMO(ニーモ) テンサー インシュレーテッド | 162×51×8cm | 4.2 | 約26000円 |
サーマレスト ネオエアーXライト | 168×51×7.6cm | 4.5 | 約36000円 |
シートゥサミット(SEA TO SUMMIT) ウィメンズ・イーサーライトXTエクストリームマット | 168×55×10cm | 6.3 | 約34000円 |
Naturehike R値5.8 エアマット | 168×58×7cm | 5.8 | 約16000円 |
最初はこの価格で本当にR値5.8もあるのか?と思いましたが、翌々見てみたら測定方法は国際規格に準じていて、暖かさも本物でした!
実際、マイナス10℃を下回るような雪中キャンプで薄いポリエステルのグランドシートの上に直でこのマットを敷いて寝たことがありますが、全く寒さを感じることなく眠れました。
参考までにそのときの装備を記載しておきます。
寝袋:
ナンガ「オーロラライト750DX」(快適温度マイナス8℃)
服装:(割りと薄着です)
(上)
・メリノウールインナー
・ユニクロ「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)」
・ユニクロ「スウェットプルパーカ(長袖)」
(下)
・メリノウールインナー
・ユニクロ「エアリズムジョガーパンツ」
・メリノウールの極厚靴下
耐久性も問題なし
購入してからキャンプで20泊程度使用していますが、今のところ特に穴が空くこともなく問題なく使用できています。
ただ、生地は20Dと薄めなのである程度気を使う必要があると思います。
ぼくは基本エバニューのFPマット125をかませてます!
仮に穴が空いてしまっても補修パッチが2枚あるので安心です。
また、生地が薄いので使用後マットを日にかざすと分かりますが、中に水滴があったりするのでしっかり乾かしてから保管すると劣化を防ぐことができより長持ちすると思います。
Naturehike R値5.8 エアマットの注意点
荷重が集中すると地面に接触する
起き上がるときや座っているときなど、荷重が集中すると簡単にお尻が地面に付きます。
ただ、完全に横になってしまえば地面に付くはなかったので、特に問題は無いと思います。(身長173cm、体重60kg)
ぼくは横向きで寝るタイプですが、それでも問題ありませんでした!
バルブはしっかり閉める必要あり
使い始めてしばらくして扱いに慣れてきたころからときどき空気漏れを感じることがありました。
そのときはどこかに見えない小さい穴が空いてしまったのかと思いましたが、今でも問題なく使えているのでおそらくバルブの締まりが若干緩いのかなと思います。
実際、バルブを意識的にしっかり締めるようになってから空気漏れは無くなりました。
まとめ:冬用マットはこれで決まり!1万円台のR値5.8エアマット
今回はNaturehikeから出ている高コスパのR値5.8のエアマットのご紹介でした!
このエアマットのおすすめポイントと注意点をまとめると以下の通りです。
この性能のエアマットが1万円台で買えるのはかなりコスパが良いので、冬用エアマット選びに悩んでいる方は試してみて下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました!
皆様のエアマット選びの参考になれば幸いです。