
こんにちは!
ヒロ(@hirocamp232)です。
冬キャンプの就寝時、底冷えでよく眠れなかった経験はありませんか?
底冷え対策はマットを何枚も重ねたり、コットを使ったりと色々ありますが、高R値のエアーマットがあると荷物も少なく効果的に対策できます。
今回ご紹介するNaturehike(ネイチャーハイク)のエアーマットは、R値8.8という圧倒的な断熱性能がありながら、軽量コンパクトでコスパも抜群です!

この記事では、 実際に使用したリアルな感想をもとに、メリット・デメリットを徹底解説します。サイズ感や寝心地、収納のしやすさなど、購入前に気になるポイントを詳しくご紹介します。
R値5.8の旧モデルからアップグレードされた点や初期不良に関する注意点も詳しく解説していますので、ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです!
「Naturehike R値8.8 エアーマット」の基本仕様
基本仕様は下記表にまとめました。
重量の実測値はメリットのところで詳しく記載しています。
ブランド名 | Naturehike(ネイチャーハイク) |
商品名 | R値8.8 エアーマット(長方形・Lサイズ) |
展開サイズ | 196cm × 64cm × 12cm |
収納サイズ | 直径13cm × 22cm |
重量 | 710g |
材質 | 20DナイロンTPU(シルバーコーティング) |
セット内容 | 本体、ポンプサック、収納袋、リペアシート |
収納時・展開時のサイズ感
収納時のサイズは2Lのペットボトルの胴体部分とちょうど同じくらいです。


展開時のサイズは身長173cm、体重58kgで平均的な体格のぼくが寝ると、上下は十分な余裕、左右は腕をおろしてちょうどくらいです。


写真だと幅が少し狭そうに見えるかもしれませんが、少し体を傾けても落ちるような感じもなく割と安心感があります。

バルブの構造


バルブは入れた空気の逆流を防ぐ逆止弁付きのキャップ付きの二重構造です。
Naturehikeのエアーマットはバルブからの空気漏れがあったという口コミもそこそこ見ます。
個体差でどうにもならない場合もあると思いますが、使用時は意識的にしっかり閉じるのをおすすめします。












キャンプに行く前に1度家で試しに寝ておくと安心です。
Naturehikeの製品は基本的に保証があるので、どうにもならなそうなら返品・交換もできます。
ちなみに、バルブの内径は約2cmで、一般的なエアポンプは使えると思います。














FLEXTAILGEARのTINY PUMPはとりあえず問題なく使えます!

「Naturehike R値8.8 エアーマット」のメリット
このエアーマットの良いところは次の通りです!
- とっても軽量コンパクト
- ポンプサックが使いやすい!
- 十分な厚みのおかげで硬さ調節可能で安心感もある
- -10℃でもぬくぬくでぐっすり寝れる
- 片付けも楽ちん
とっても軽量コンパクト


最大サイズのラージでも片手で軽々に持てるくらいの重さ・サイズ感です!
割と適当に収納しても仕様通りの直径13cm、長さ22cmから±1cmくらいになります。
重さに関してはどこまで持っていくかで変わってくるので、組み合わせごとの実際の重さを表にまとめます。
マット単体 | 約672g |
マット+ポンプサック | 約744g |
マット+収納袋 | 約681g |
マット+ポンプサック+収納袋 | 約753g |
リペアシート単体 | 約2.5g |
厳冬期でも使えるレベルの高R値かつ軽量コンパクトさで2万円台前半は流石Naturehikeと言った感じです!












このスペックのエアーマットは最低でも3万円以上はします。
ポンプサックが使いやすい!


旧モデルからポンプサックがアップグレードされていて、結構使いやすいです!
旧モデルに付属していたものは、普通のスタッフサックの底にバルブがついているだけの一般的な形状のポンプサックでした。
このタイプは上から押しつぶして空気を入れる感じになりますが、マットも一緒に押し付けてしまって特に最初の方は入れづらさがあります。












斜めに押しつぶそうとすると、今度はバルブが外れてしまってむずむずしてました。
新しいモデルはスタッフサックからノズルが伸びていて、マットを押しつぶしてしまうことも無く快適に空気が入れられます!












もう10回以上は膨らましていますが、ストレスフリーに使えています!
コツを掴めばラージサイズでも5〜6回程度でパンパンに空気が入れられるので、エアポンプはいらないと言えるくらい使い勝手は良いかなと思っています!
十分な厚みのおかげで硬さ調節可能で安心感もある


厚みは12cmもあるので、空気をパンパンに入れなくても底付きが気になりません!
そのため、柔らかめにしたり、硬めにしたりと、ある程度好みの硬さに調節できます。
それなりに空気を入れれば座っても底付きしません。












今まで10cm以下の薄めのマットしか使ったことがなかったので、寝たときの安心感に感動しました!
-10℃でもぬくぬくでぐっすり寝れる
厳冬期のキャンプでさえR値6程度あれば大丈夫なところ、このエアーマットのR値は8.8もあるので底冷えとは無縁です!
実際に−10℃の環境で使用しましたが、底冷えは全く感じず朝まで爆睡できました。
快適温度が−30℃なので、北海道の一部地域や標高2000mを超えるような場所でもなければ、これで足りないことはまずないでしょう、と言えるレベルです。
片付けも楽ちん
エアーマットなので空気が簡単に抜けて撤収も楽ちんです!
2回縦に半分に折って巻いていけば、1度で十分空気も抜けてコンパクトにまとまります。












空気が残っている巻いていく間に徐々に広がってしまうので、折り重なった端の部分を巻き込むイメージでやると綺麗に巻けます。


収納袋もゆったりめに作られているので、多少空気が残っていてもすんなり入ります!



「Naturehike R値8.8 エアーマット」のデメリット
このエアーマットの気になった点は、初期不良の可能性がそこそこあるという一点に尽きます。
初期不良の可能性はそこそこある
Naturehikeの高R値のエアーマットはコスパの良さから話題になることが多いですが、空気漏れの初期不良が比較的ある印象です。
Naturehikeの高R値エアーマットを2つ所有していますが、1つ目はバルブからの空気漏れ、2つ目はマットに穴が空いていたりと、漏れなく不具合に遭遇しています。
1つ目のバルブからの空気漏れは意識的にしっかり閉めるようにしたら無くなりましたが、2つ目の方は泣く泣く返品することになりました。(保証で送料は無料でした)












不本意ながら空気漏れの穴探しスキルが身につきました。。。
実際の冬キャンプで空気漏れが起きたら文字通り死活問題なので、お手元に届いたら早めに空気漏れチェックするのをおすすめします。
取説には、膨らませてから最低8〜24時間程度放置して、空気漏れが無いかチェックするように書かれています。
1度試して空気が抜けているような感じがしても、バルブの締めが甘かったり、寒暖差が要因だったりすることもあるので、何度か試してみると良いと思います。












スペックに対して価格が良い意味でおかしいので、このくらいはしかたないと割り切ってます。

「Naturehike R値8.8 エアーマット」がおすすめな人
このエアーマットがおすすめは人は次の通りです!
- 冬用マットを探している人
- 厚みあるマットを探している人
- 軽量コンパクトなマットを探している人
- コスパの良いマットを探している人
R値8.8という最高峰の断熱性能を持ちながらも軽量コンパクトでコスパも良いエアーマットだと思います。
まとめ:軽量小型でコスパも抜群!厳冬期のキャンプでもぬくぬく快眠できるエアーマット!
今回はNaturehikeの「R値8.8 エアーマット」のご紹介でした。

R値8.8 エアーマットのメリット・デメリットをまとめると次の通りです!
高R値かつ軽量コンパクトでコスパも抜群。ラージサイズなら幅も十分で快適性もあるエアーマットです!
破壊的な安さなだけに初期不良はそこそこありそうなのには注意ですが、1度試してみる価値は十分にあります!
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最後までお読みいただきありがとうございました!