無骨なキャンプギアでカッコいいキャンプをしている人には憧れますよね!
でも無骨なギアは重くてかさばるものが多くて、設営・撤収がおっくうに感じてしまうこともあると思います。

毎週キャンプに行くので、個人的に軽量さはかなり重要視しています。
そこで本記事では、実際に数ヶ月〜数年程度使い倒して「これは間違いない!」と断言できる、軽量かつ無骨なキャンプギアを厳選してご紹介します。
中には200泊近いキャンプをともにしたギアもあるので、ぜひ軽量で無骨なギアを探している方は参考にしてみてください!
実際に使い倒した軽量で無骨なおすすめギア9選!
今回ご紹介するギアたちは以下の9つです!
- ポーランド軍幕
- エバニュー 山岳飯盒弐型(戦闘飯盒二型)
- トランギア ケトル 0.6L
- Bush Craft Inc. 焚き火フライパン
- ダックノット 焚き火台 B.S.T
- Wolfyok 焚き火シート
- ベルモント UL hibasami
- KA-BAR BK2
- Outbear あぐらチェア
それぞれ簡単に良さを語っていきます。
ポーランド軍幕


個人的に一番おすすめしたいのがポーランド軍幕です!
一般的な軍幕はフルコットンで分厚く重いイメージがあると思いますが、ポーランド軍幕は生地が薄くしなやかで、サイズ1なら幕のみで約2.5kgと意外と軽量です。












ちなみに身長170cmくらいならサイズ1でも必要十分なサイズです。
TC素材のソロ用ワンポールテントは4〜6kgするものが多く、ポールやペグを除外してもポーランド軍幕の方が軽いか同じくらいです。
購入してから1年半経ちますが、使用率は9割を超えていて今でも一軍のお気に入りです。
設営もガイロープ等でガイドを作ってしまえばサクッと終わるので設営・撤収も楽になります。
何より、ポーランド軍幕1つでサイトの無骨感がぐっと増すのが最大の魅力です!
オリーブグリーンの渋い色合いと、使い込むほどに味が出る風合いは他のテントでは中々味わえません。












軍幕初心者の方でも扱いやすく、軽量性と無骨さを両立できる最高の選択肢です!

エバニュー 山岳飯盒弐型(戦闘飯盒2型)


山岳飯盒弐型は戦闘飯盒2型をベースに山での使用を考慮して細部を調整したモデルです。
とはいえ戦闘飯盒2型と大きな差は無いので、「エバニューの戦闘飯盒2型」=「山岳飯盒弐型」と考えて差し支え無いと思います。
戦闘飯盒2型は自衛隊でも使われていただけあって、無骨さと実用性を兼ね備えています。
普通のクッカーではできない「蒸し」もできる万能クッカーで、茹で・焼き・炒め・蒸しと一通りの調理に対応できます。
水蒸気炊飯は炊飯が楽になりますし、ちょっとしたものを温め直すときにレンジ的な使い方もできるので結構重宝しています。


重量も370gと軽いので、無骨さと軽量さ両立しつつ、利便性まで兼ね備えているのが推しポイントです!

トランギア ケトル 0.6L


シンプルで無骨な定番ケトルといえばトランギアのケトルが有名ですよね。
余計な装飾が無くシンプルデザインに惹かれて0.6Lのモデルを最初のケトルとして購入しましたが、2年以上経った今でもお気に入りの一軍(というか他のケトルに目移りしない)です!
無垢のアルミなので、焚き火に突っ込んで使えばどんどん黒くなって無骨さが増していくのが最高に楽しいし愛着も湧きます!












意味もなく焚き火で湯沸かしして黒くしてます笑
ナイフなどを引っ掛けられたり何かと扱いやすいので、蓋の取っ手はステンレス製の方がおすすめです。
0.6Lという容量も絶妙で、ソロキャンプにおいて足りないと思ったことは今のところありません。
ケトルに直接コーヒー粉を入れて煮出すフィールドコーヒーやパスタ、炊飯など色々な使い方をしてきましたが、どれもソロだと0.6Lくらいがちょうど良かったです。
素材はアルミ製なので140gと超軽量で気軽に持っていきやすいので、毎回欠かさず使っています!












コーヒー豆、フィルター、ドリップスタンドに加えて小さめのミルならスタッキングすることもできるのでコーヒーセットも作れちゃいます!




Bush Craft Inc. 焚き火フライパン


大きな特徴的なのは柄が無いところで、ブッシュクラフト前提の鉄フライパンです!
現地で適当な枝を拾って柄を作るので、造形物と自然が融合していい雰囲気を醸し出してくれます。


柄がない分収納もしやすく重量も軽くなるので、鉄フライパンとしては軽めの500gに収まっています。
直径も22.5cmとやや大きめなのでステーキを焼いたり、野菜炒めをしたりしやすいです。












麻婆豆腐とかもよく作ります!


まだ使い始めてから半年ちょっとの新入りですが、山岳飯盒弐型がやや苦手な焼きを担当する重要なポジションでほぼ毎回活躍してます!












ちなみにコーティングがされている焚き火フライパン2.0もありますが、個人的には鉄フライパン感があまりないように感じたので見た目的には旧モデルがおすすめです!

ダックノット 焚き火台 B.S.T


他にはない独特のデザインが無骨なサイトにばっちりマッチする焚き火台です。
一目惚れしたものの値段が値段なのでしばらく悩みましたが、1年弱使ってみた感じ満足度は非常に高いです!












唯一無二の無骨なデザインはもちろん使いやすさ軽量さもバランスが取れていて、所有欲も満たしてくれます!
日本製でフレームや溶接部分はしっかりしているのでちょっとやそっとでは壊れない頑丈さがあって、火床だけの交換もできるので長く使い続けられそうな焚き火台です。
もっと軽量な焚き火台はたくさんありますが、無骨さとのバランスが取れている焚き火台は少ないので個人的には結構おすすめです。
詳しくは下記記事で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください!

Wolfyok 焚き火シート


Wolfyokの焚き火シートはめずらしくオリーブグリーン色があります!
自然と馴染みやすい色なので無骨なサイトに置いても雰囲気を損ないません。
また、一般的な焚き火シートよりもやや薄めでしなやかなので、軽く収納性も良い感じです。
薄いと簡単に敗れてしまいそうですが、30泊以上使用してもまだまだ現役で耐久性も問題なさそうです!

ベルモント UL hibasami
キャンプを始めた当初から200泊近くをともにした唯一のギアがこのUL hibasamiです。
商品名に「UL」とあるだけあって、重量はたったの70gで持っている感じがしないくらい軽いです。
ここまで軽いと安定して薪を持てるのか心配になると思いますが、これがなんとも普通に使えてしまうんですよね。
流石にずっしりした薪を持つときはある程度コツが要りますが、先端部分の突起のお陰で滑ることも無くしっかりホールドしてくれます。
また、この突起のおかげでクッカー類を引っ掛けて持ちやすいので革手袋をいちいちはめずに上げ下ろしできるのが結構便利です!
デザインもシンプルで、良い意味で存在感が無いのでサイトに溶け込んでくれます。

KA-BAR BK2


色々カスタムしてかれこれ2年以上使っているお気に入りのカーボン製のナイフです。
ナイフとしては正直かなり重いですが、ナイフと斧の中間的な存在でこれ一本で大抵のことができるので、斧を持っていかなくて良い分軽量化できます。












ちょっとしたブッシュクラフトくらいならこのナイフ一本で十分です!
刃の厚みと重量のおかげで、斧じゃないと厳しそうな薪でもバコバコ割れますし、チョッピングしてもしっかり木に食い込んでくれるので良い感じです。
好みではありますが、黒いコーティングを剥がして木製のハンドルに付け替えるカスタムをすると、サイトに馴染みやすくなるのと愛着も湧くのでカスタムするのがおすすめです。












コーティングを剥がすとカーボンがむき出しになって錆びやすくなるのでそれだけ注意ですが。
BK-2のレビューやカスタム方法は下記記事で解説しています!

Outbear あぐらチェア
無骨なカラーリングでコスパも良く、900gを切る軽量なグラウンドチェアです!
普段は地べたスタイルが多いですが、軍幕と合わせても違和感があまり無いので2年以上経ったいまでも状況によって使ったりしています。


あぐらをかくのにちょうど良い高さなのはもちろん、ロッキング機能もあってので楽に空を見上げることもできますし、後ろに置いてあるものを座ったまま取りやすいので割と便利機能です。


勢いよくドスッと座るようなことが多いですがそれでもまだまだ現役なので、かなりコスパの良いチェアだと思います。

まとめ:無骨さと軽量さの両立!実際に使い倒したおすすめギア9選!
今回ご紹介した9つのキャンプギアは、どれも「軽量さ」と「無骨さ」を両立しつつ、実用性も兼ね備えた個人的に使い倒しているギアたちです!
どのギアも数ヶ月から数年にわたって実際に使用し、中にはUL hibasamiのように200泊近くを伴にしたものもあります。
もちろん人それぞれギアに求めることは違うので絶対とは言いませんが、自信を持って「これは間違いない!」と言えるものばかりなので、
気になるものがあった方はぜひ一度試してみて欲しいです!












最後まだお読みいただきありがとうございました!